久米水天宮初大祭

日  時:2011年1月5日晴れ
参加人数:26名
関東地方以外は大雪と云うのに、今日も風もなく、やや気温は低いものの良く晴れた日である。
午後1時に西所沢駅前に集合し水天宮に向かった。
水天宮に近づくにつれ、参道は露店と参拝客で賑わって来た。
近くに住んでいながら初大祭に参拝するのは2~30年ぶりである。
久米水天宮
久米水天宮は鳩峯八幡神社境内の南側の一段下、石段を下がったところに位置する。
福岡県久留米市に在る水天宮の分祀で、主祭神は安徳天皇を祀る。
地名を冠して「久米水天宮」と呼ばれる。
もと真言宗仏眼寺の別当であったが維新になって法印勝盛が複飾、制度を確立して祀職となり、爾来嶺家が神職を継承し現在に至る。
江戸時代から水徳の神として、安産や水難よけ火難よけに霊験があるとされた。
毎月5日が縁日で、特に当日が戌の日ならお産が軽いとして参詣者が多くなる。
初大祭は1月5日で、だるま市が開かれる。
この日は参道に露店が並び、市内から参拝客が押し寄せにぎわう。

なお当社は、「鳩峯八幡神社」の摂社である。
鳩峯八幡神社
は水天宮の右の石段を上がったところにある神社で、旧社格は郷社。
祭神は、誉田別命(ほんだわけのみこと)・比売神(ひめかみ)・気長足姫尊(きながたらしひめのみこと)を祀る。
当社は石清水八幡宮の分社であり、祭神もそのまま石清水八幡宮のそれをなぞっている。それによると、誉田別命は応神天皇、比売神は宗像三女神(多紀理毘売命・市寸島比売命・多岐都比売命)、気長足姫尊は応神天皇の母・神功皇后を指す。