熊野神社~能面美術館を訪ねる

集合日時:4月2日(土)10:00
集合場所:航空公園駅
コース:航空公園⇒熊野神社⇒能面美術館⇒東川散策⇒航空公園
やっと春らしい暖かさになって来た。天気予報では晴れて暖かくなると云っていたが、陽は出ていない。10時近くになってもちょっと寒い。
今日は全員で17~18名の参加である。
☆熊野神社
社史の由緒によると「当社は人皇27代安閑(あんかん)天皇の御宇(う)に創立」とあることから西暦531年~535年の創立と云うことになる。
現在の社殿は昭和41年4月に建てられたもの。
この神社の鳥居には、藁縄で造られた大蛇が巻きついている。何故、鳥居に大蛇を巻きつけているのか?
一説によると、むかし境内に白い蛇がいて、参詣の人や遊びに来る子供がその蛇を見ると病気になると云われていた。そのため、願掛けで蛇を威圧する大蛇を社殿の入り口の鳥居に巻きつけたのではないかと云われている。
しかし、この大蛇はどう見ても龍としか見えないのは何故か?
毎年大晦日の夜には、大蛇に模した藁縄を鳥居に飾る若締めの神事が行われている。

なお、この神社は旧下新井村の鎮守であり、縁結び、家内安全の御利益があるそうだ。
   【4班作成資料より抜粋】

☆長屋門能面美術館
鈴木某氏の屋敷跡で幕末の頃に建設。
長屋門から入ると左手に古い土蔵が建っている。その前には今は見ることも少なくなった、木臼や石臼、鍬や犂、背負い篭、箱舟などが置かれていた。正面奥に母屋があり、母屋の土間、それに続く部屋の壁に能面が飾られている。能面と屋敷の雰囲気がいやによく合い、150年前にタイムスリップしたような気さえしてくる。
能面師であり会主である福山元誠氏から能面の歴史や種類、用途などについて説明を受けた。
能面美術館を後に、東川沿いを散策したが、肝心の桜は未だ殆ど咲いていない。。
その後、航空公園に向かった。
この頃から陽がさし始め、やっと暖かくなってきた。航空公園の桜は場所によってはかなり咲いていたので、桜の木の下で弁当を広げた。