紅葉の本土寺と戸定邸を訪ねる

1.日  時:11月29日(火)8:40集合
2.集合場所:所沢駅2F改札口内
3.費  用:2,791円

  内訳:所沢⇔秋津288円 新秋津⇔北小金井799円
  北小金井⇒松戸165円 松戸⇒新秋津799円
  本土寺参拝料500円 戸定邸入館料240円(共通券)
4.コース:
所沢駅(8:50)⇒(8:53)秋津駅⇒新秋津駅(9:05)⇒(9:58)新松戸駅(10:05)⇒(10:07)北小金井駅⇒本土寺(11:30)⇒北小金井駅(11:47)⇒(11:56)松戸駅⇒戸定邸(昼食12:10~12:55)/見学(13:00~14;30)⇒松戸駅(14:50)⇒新松戸駅(15:02)⇒(15:50)新秋津駅⇒秋津駅(16:05)⇒所沢駅(16:08)
5.担当班:1班 
6.出席者:13名
昨夜のNHKのニュースでは赤や黄色に染まった木々が今が見ごろと報じられたので期待は膨らんでいた。しかし、訪ねてみると紅葉の盛りは過ぎており色はかなり褪せていた。枝がむき出しになっているものも少なくなかった。
ややがっかりしたものの綺麗に紅葉を残している枝を探しカメラのシャッターを切った。
◇本土寺

当山は、もと源氏の名門平賀家の屋敷跡と伝えられ、今を遡ること七百数十年前の建治三年(1277)に、領主の曽谷教信の協力により領内の地蔵堂を移して法華堂として始まり、後に日蓮聖人より長谷山本土寺と寺号を授かりました。
池上の長栄山本門寺、鎌倉比企ヶ谷の長興山妙本寺と共に、朗門の三長三本と呼ばれ、宗門屈指の大山として末寺百数十を統べ、 山内は四院六坊がとりまく十四間四面の本堂を中心に七堂伽藍がその山容を誇ったものでありますが、惜しいかな度々の不受不施の法難と明治維新の廃仏毀釈運動のために衰減し、今は昔の偉容はとうてい伺えません。
しかしながら三聖人ご出生の聖跡として今なお名高く又、開運、安産、乳出子育、学業増進、所願成就のご霊験で知られる名刹であります。
三聖人と申しますのは平賀家の三兄弟で、師孝第一と讃えられる日朗聖人、日蓮大聖人に次ぐ偉聖と崇められる日像聖人、そして池上本門寺、比企ヶ谷妙本寺の大成者日輪聖人であります。
また日像聖人を祀る像師堂側らのご誕生水は乳出のご霊水といわれ、七百年の昔よりご利益は不思議な程であり、近年までは祈願者が続いたものであります。
こんにち、「あじさい寺、花の寺」として親しまれている本土寺の本土とは「我此土(わがこのど)」つまり、お釈迦様が本当の佛、本佛となって住む国土「本土」に由来します。また花は、本佛に捧げる花であり、宝樹であります。
☆紅葉は十一月の下旬頃に盛りを迎え、「山もみじ」「大盃」、関東の気候に合うよう品種改良した「秋山紅」と呼ばれる三種類の紅葉、およそ千五百本が本土寺を紅く彩ります。(当山の縁起より抜粋)






◇戸定邸

明治17年に幕府最後の将軍徳川慶喜の弟、徳川昭武が建設し、後半生を過ごしたのが戸定邸です。ここ戸定邸には慶喜公もたびたび訪れ、趣味の狩猟や写真を楽しまれました。徳川家の住まいが公開されているのは全国でもここだけです。昭和26年に市に寄贈され、平成3年に周囲の敷地2.3ヘクタールが「戸定が丘歴史公園」として整備され一般公開されました。昭和61年、芝生を使い、洋風を取り入れた戸定邸の庭園は県の名勝に指定され(平成27年3月10日に国の名勝に指定されました)、平成18年7月には、明治前期の上流住宅の姿を伝えていることから国の重要文化財に指定されました。
毎月10日、20日、30日は戸定の日として庭園へ降りることができます。
隣接して昭武や慶喜の遺品を展示する戸定歴史館があります。
戸定邸が、平成17年に「関東の富士見百景」に、平成20年11月には「ちば遺産100選」に選ばれました。